立甲について調べてみた。理論まとめ
おはようございます。
先日DL(故障者リスト)入りしました。
クラブチームにそんな立派な枠はないので、自らその枠を作りボールを投げたくならないようにしました。笑
結論肩が痛いです。
昨日とある方とお話ししていたのですが、ぼくは肩甲骨を使えているようで使えていない。
肩関節で投げてるから肩が痛くなるんじゃないか?という仮説が立ちました。
その中で「立甲」というキーワードが出てきたので、調べてみました。
言葉は知っていたけど正直言って後回しにしていました。
こちらの本を元に少し調べたことをまとめておきます。
※ぼくは完全に体のことに関して素人であり、本を読んでまとめて自分なりにまとめただけなのでご注意、ご容赦ください。
肩甲骨を寄せることとの違い
ありがちなのが「肩甲骨を寄せること」との混同です。
ぼくも肩甲骨を寄せることが肩甲骨を使うことだと勘違いしていました。
肩甲骨を寄せると、僧帽筋と菱形筋が使われます。
これらは胸椎に付着しているため、固くなると胸椎が固定されてしまい首や腰の負担が大きくなります。
また、肩甲骨が引き上げられて肩をすくめたような状態になってしまいます。
野球においては、インナーマッスルを使うことができず肩が不安定になってしまい怪我につながります。ぼくはおそらくこの症状です。
社会人はリュック型ビジネスバッグに注意!
この項目はぼくの体験談です。
ぼくは一時期リュック型のビジネスバッグを使っていましたが、荷物を入れすぎると重くなり、強制的に肩甲骨を引き寄せて胸を張る形になってしまいます。
営業で都心を歩き回ったり、やたら荷物が重い日は首周りがガチガチになり、そのまま土日のチーム活動で投げると結構な確率で怪我に繋がります。
肩甲骨が動かずに肩関節だけで腕を回して投げてしまうのです。
肩甲骨は開く!
本書では、肩甲骨は「開く」と良いと書いてます。
左右の肩甲骨の間が開き、肩甲骨の内側が浮いているように見える状態です。
肩甲骨と肋骨が離れている状態です。
肩甲骨の外転です。
通常肩甲骨は肋骨の上をスライドするように動きますが、
肩甲骨と肋骨を離すことができると上腕骨と肩甲骨が繋がり、肩を安定的に使うことができるようになります。
その時キーになるのが前鋸筋です。
前鋸筋
前鋸筋は脇を閉めるときに使う筋肉です。
三角筋、僧帽筋などのアウターマッスルを固めて肩関節を安定させるのではなく、前鋸筋の働きを高めることで上腕骨を肩甲骨にはめ込むことができて、安定します。
ここは本当にぼくの課題で、力むとどうしても三角筋をはじめとしたアウターマッスルに力を入れて投げてしまいます。
これが結果的に上腕骨の正しい位置を変えてしまい、不安定な状態で肩を使うことで痛みにつながるということがわかりました。
その前鋸筋がしっかり働く状態にするためのエクササイズが「立甲」です。
今後練習していくのでその様子を上げていこうと思います。
以上、理論まとめ編でした。
では!