140km/h弱会社員ピッチャーTATSUさんの球速アップへの道

25歳出張サラリーマン。いかに最短で野球が上手くなるか。日々の工夫をシェアします。

【教えることの難しさ】高校生に指導してみて感じたこと

おはようございます。

 

昨日とある高校の野球部にお邪魔して、投手陣のピッチングにアドバイスさせていただくという貴重な機会をいただきました。

 

自分の中ではこの一年半ほどの間かなり勉強していろんな人と会って、多くの知識を吸収してきたつもりでしたが、、

体系立てて人に伝える難しさ

を痛感しました。

 

自分の中の知識はまだまだ再現性はないんだなと思いました。

 

他にも気付いたことがあったので、記しておきます。

 

経験談による指導はダメだと思っていたが、、、意外と重要かもと思えた。

僕個人的には、指導者の経験による指導はあまり好きじゃありませんでした。

「自分がこうして上手くいったからこうしろ」

という感じのやつですね。

 

でも今回高校生選手と話す中で、「自分がいままでしてきた経験や考え方は誰かの気づきのきっかけになるかもしれない」と思いました。

 

それを強制するのではなく、あくまでも上手くいった例の一つとして、またその選手が伸びるためのきっかけになるかもしれないというスタンスで自分の経験を伝えていくのは大いにアリなんじゃないかと考えました。

 

振り返ると僕自身がピッチャーとして一皮剥けた経験をした時は、「誰かに言われたことがバチっとハマった」感覚がいつもあったからです。

その「誰か」って、自チームのコーチであったりとかYouTube話していたプロ選手であるかもしれないし、どこで出会うかはわからない。

 

僕の場合は高校生で大スランプに陥ってわけわからなくなっていた時にたまたま赴任してきた先生の一言が復活のきっかけになったり、草野球選手がツイッターで話していたことを試したらびっくりするほど感覚がマッチして上手く行ったり。

情報が溢れている今、何が自分に当てはまるかはわからない。

 

だからこそ、高校生たちにとってはもしかしたら自分がその「誰か」になり得る可能性もあるんじゃないかと。

 

そんなおこがましい気持ちを「あえて持って」、経験談だけの指導にはならないように注意しながら気づきを与えてあげることが指導者の一つのあり方なのかなと思います。

 

同じチームの後輩に接する時や普段一緒にプレーしない人と練習する時、もっと積極的に自分の感覚とか経験を伝えてみようと思います。

 

 

 

自分のインプットの質が大事

体系的に伝えるのが難しい=まだ自分の中で整理し言語化できていないから

です。

 

自分の中では理解していても、相手にうまく伝わらない。

逆にいうと相手に上手く伝えられない知識や経験は、再現性がないものになってしまうと思いました。

 

仕事も野球も同じだと思いますが、何かを学んだり成功体験を得たりしたらそれを言語化して誰かに伝えられるようにしておかないと自分の成長にもならないし、人に伝えることもできません。

 

それを再認識した日でした。

 

このブログでもいいし人と話すでもいいので人に伝えることを前提として日々のインプットをしていこうと思います。

 

 

 

気づきまとめ

•自分の経験でも伝える価値があるかもしれない。

•自分が成長した時は誰かの言葉が「バチっとハマった」時。自分の言葉が誰かにとってきっかけになる可能性も。

•人に伝えられない知識はまだ自分の中でもモノになっていない。アウトプット前提で知識を習得したり成功体験を積んでいこう。

 

 

 

先生、指導者ってめちゃめちゃ大変な仕事だ。。

 

では