140km/h弱会社員ピッチャーTATSUさんの球速アップへの道

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学校の部活動の「習い事化」について【日経記事に思ったこと】

面白い記事を見つけまし

 

学校の部活動改革、地域への移行は慎重に: 日本経済新聞

 

 

要約

 

部活動は、これまで教師の無償の奉仕で支えられてきた。

少子化が進んだり、いつまでも教師の「使命感」だけに頼るのは無理がある。

 

23年度には、休日の部活動は地域のスポーツクラブなどに段階的に移行する方針が示されている。

民間のスポーツクラブと部活動の協力により部活動を「習い事」とすることは教師の負担を軽減するかもしれないが、費用はどこから出すのか、という問題も生じてくる。

 

また、水泳やテニスはすでに「習い事」としてスクールがあったりするが、野球やバレーボールなどは同じように行くのだろうか。

 

経済面を解決しつつ、子供たちが機会を奪われないような施策を考えるべきだ。

 

 

所感

 

この問題は本当に大きな問題だと思っています。

 

少子化が進んでいく一方の日本で、人数が集まらないために活動できなくなる地域のチームや部活動が出てきます。(実際に、ぼくが小学生の時に所属していた少年野球チームのメンバーは120人→20人くらいになっているとのこと。これでも多い方だとは思いますが。)

 

また、働き方改革によって教師のほぼ「サービス残業」と化した部活動時間に対する見直しが行われてしまうと、子供たちがスポーツをする機会さえ奪われかねないのです。

 

加えて、ぼくが部活動に対して課題だと思っていることは「そのスポーツを経験したことない人が顧問や監督をしていること」。

 

たまにありますよね、そんな部活。

批判するつもりは全くなく、仕方ない事情はあると思うのです。

 

ただ、前回の記事でも書いた通り、スポーツ(前回記事では野球)は上手くなれば上手くなるほど面白い。楽しい。人生が充実する可能性だってあるのです。

 

vty9631.hatenablog.com

 

 

それを指導経験どころかそのスポーツすらやったことない先生に教わりながら練習時間や貴重な土日を使うのは非常にもったいない。

もちろん、生徒に教えるために経験がないながらも勉強したりして一緒に成長しようとしている先生は素晴らしいです。

 

しかし、生徒たちがそのスポーツの本当の面白さを見つけたり、そのスポーツを一生関わるものとして決断する可能性があるということを考えると非常に大きな機会損失だと考えます。

 

そうなるとやはり「外部のプロに委託する」ことが選択肢になるはずです。

 

そこには記事にあるようにお金の問題があったりして、仕組みを考えるのは非常に難しいでしょう。

 

しかし、子供たちの成長機会と自分の人生の指針を見つけるためには必ず取り組まなければいけない問題だと思います。

 

一つの解決方法として「オンライン指導」「パーソナルコーチングの普及」があるはずです。

どうにかこの問題に絡めるように「One for All Sports」を普及していきたいです。

 

 

 

と思いました。

 

 

では。

 

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